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「食べること」とは

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ファスティング専門指導のエイトロープのブログへようこそ!

ここではファスティング(断食)と反対の意味にあたる、「食べること」についてお話をしていきたいと思います。私たちは当たり前のように毎日欠かさずに食事をとっていますが、それは何のためでしょうか?栄養補給のた、エネルギー補給のためという方もいるかと思います。または、お腹がすくから食べるという感覚の人もいるかもしれませんね。毎日寝る!のと同じくらい当たり前のようにしている”食事”についいて考えてみましょう。

もちろん、栄養やエネルギーの補給のために食べるという答えも間違っているわけではありません。生物的な反応でお腹が空く、お腹が鳴ったから食べるというのも間違えではありません。なぜ食べるのか?というより、何のために食べるのか?という前提が大切なポイントなんです!

今、私たちの生活環境において、お腹が空いて倒れることや、何日も食べていないということは稀だとおもいます。むしろ、毎日3食しっかり食べて更に間食や夜食を食べる・・・という習慣が当たり前になりつつあります。朝起きたら朝食を食べる。12時になったからお弁当を食べる、夜ご飯を食べて、デザートを食べて寝る。という、「ルーティーン食事」が殆んどではないでしょうか?

朝起きて体がだるく、食欲がないのに無理に食べたり、お昼休みにしか食べる時間がないから一気にかき込むような食べ方をしたり、寝るまえに空腹だと寝つけないなんて勘違いしている人もいます。これらの、食事習慣が体の不調や病気を作っているということを知らなければなりません。

  • 朝食を食べないと頭が働かない
  • 朝からしっかり食べて免疫アップ
  • 3食ちゃんと食べる事で体が作られる
  • 筋肉を付けるにはお肉をたべよう・・・等々

テレビや雑誌からの情報では当たり前とされるこんな情報を信じて、私たちは間違った食事を長年続けてしまっています。体重のコントロールに悩むだけならまだしも、体調不良に悩み病院に通い、薬に頼らなければならない状態になっているなら「食べること」についてしっかりと考え直す必要があるといえます。

質の良い物を選んだり、食べるもの自体にこだわる事もある程度は必要ですが、先ずは食べ方について考えてみたいと思います。長―――い生物の歴史からみても分かるように、人間はずっと2食程度しか食べていませんでした。もちろん農薬や添加物なども無縁の生活が当たり前で、満腹で食べ過ぎるということが無かった生活をずっとしていました。それがたったの数十年の間に急激に食が変化してしまいました。毎日3.5食(朝昼晩3食プラスおやつ)の現代の食事は問題外に多過ぎるということです。太って当然、病気になって当然という状況なんです。

3食食べないとエネルギー不足になりそう、無理だと想像してしまう人がいますが、全くそんなことはありません。むしろ、食事を減らした方が体は軽く、調子が良くなります。食べる量を減らすほど、不思議と空腹感も減っていきます。逆に食べれば食べるほど、もっと食べたくなり、食べられるようになったりもします。とはいえ、毎日3.5食の人が急に2食にするのもギャップがありすぎて辛く感じることもあると思うので段階的にやることをお薦めします。

  • 著名人や大御所の中には、1日1食の人が多い
  • 野生動物は食べ過ぎて太る事も病気になる事もない
  • 断食で治らない病気は他のどんな治療でも治らない(ドイツのことわざ)

こんな話があります。昔、飛脚という人の足で荷物を運ぶ仕事がありました。今でいう宅配便ですね。当時は、月に3回決まった日に東京、京都の間を走っていたそうです。想像もつかないほど大変重労働のお仕事ですね。(私には絶対無理!)でも感心するのは走ったことではなく、この飛脚たちの食事です。1日に140キロほど走ったという記録もあるのでどんな高カロリーな食事をしていたのかと思ったら、玄米おにぎりとみそ汁に魚の塩焼きや豆腐の様な贅沢とはかけ離れた食事だったそうです。そして、そのパワフルさに驚いた西洋人がこんな実験もしました。お肉などの高カロリー高脂質の西洋の食事を食べればもっと走れるはず・・・ところが3日ほどで疲労が激しくなり走る事ができなくなったというものでした。

私たちは、何も食べなければもちろんそのうち死んでしまいます。だからといって、1日3食も必要なのか?と疑問をもってもらうところからです。先人からの知恵を活かし、先ずは今すぐルーティーン食事から脱却を!そして、からだの材料となる必要な栄養素をとれていれば、1.5食~2食で十分であること、体調を崩している人病気の人は食べ過ぎているということを知ってもらいたいです。食べるもの、質を考える前(これも大切なので改めて!)に食べ方をしっかり理解して食べない事への不安を少しでもなくしてもらえたら嬉しいです。

毎日の食事で食べ過ぎないこと、空腹の時間を作ること、その空っぽの時間がとても大切なこと、定期的にファスティングの習慣を作ること、これが病気とは無縁の生活に繋がる大切な考えの1つだということをぜひ忘れないでくださいね♪

大塚 寛恵

エイトロープ 代表
1995年高等学校を卒業と共に海外へ留学し、帰国後は一般企業へ就職する。その後、ミネラルファスティングと出会い、独自のメソッドを確立すると、2008年ミネラルファスティング専門指導をスタートする。2010年(一社)分子整合医学美容食育協会にて、最高位の1級を取得し、同協会の認定講師にもなる。2014年にエイトロープを開業し、ミネラルファスティングに特化した健康法を伝えている。

大塚 寛恵

エイトロープ 代表
1995年高等学校を卒業と共に海外へ留学し、帰国後は一般企業へ就職する。その後、ミネラルファスティングと出会い、独自のメソッドを確立すると、2008年ミネラルファスティング専門指導をスタートする。2010年(一社)分子整合医学美容食育協会にて、最高位の1級を取得し、同協会の認定講師にもなる。2014年にエイトロープを開業し、ミネラルファスティングに特化した健康法を伝えている。

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