朝起きられないのは、副腎疲労かも?
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おはようございます。ファスティング専門指導のエイトロープ大塚です。今朝の目覚めはどうでしたか?
朝、起きる時間なのにスッキリ起きられない、目覚まし時計が鳴っても起きるまでに時間がかかるなど、朝から体調が優れない方は、副腎という内臓が異常な状態になっているかもしれません。起きられないことで、やる気がない、だらしないと思われることもありますが、以下の12項目をみてみてください。もしかすると副腎疲労症候群かもしれません。
- うつ病や適応障害と診断された
- 朝起きられない
- 立ちくらみがする
- 何をしても興味を持てない、楽しくない、元気が出ない
- 月経前症候群(PMS)が強くなった
- 血糖コントロールがみだれる
- 些細なことでも我慢できない
- 欲求過多:塩分、砂糖、カフェイン、スパイス
- 頻拍、動悸、過呼吸(パニック発作)
- 花粉症、アレルギーが出やすい
- 慢性疲労、とにかく疲れやすい
- 脂肪肝、内臓脂肪がきになる
そもそも副腎とは?
副腎はホルモンを産生する「内分泌腺」の一種です。ホルモンとは、その生産量は微少でも体内でとても大切な働きをするのがホルモンという物質です。副腎と言う名前から、腎臓のサブ的な働きをしているのかとおもいきや腎臓とはまったく別の働きをする臓器です。
コルチゾールやアルドステロン、アドレナリンなど、生命維持に必要不可欠なさまざまなホルモンを分泌しているのが副腎です。そして、最も重要なものは副腎皮質から分泌される「コルチゾール」です。血糖、血圧、免疫に関わるホルモンです。副腎疲労とは、コルチゾールの分泌が低下した状態のことを指します。
私たちの生活の中には、仕事のストレス、家庭のストレス、人間関係や様々なストレスを感じる時があります。そのストレスを感じた時にコルチゾールは分泌されます。そして、そのストレスが継続し続けるとコルチゾールも大量に必要となります。また、ストレスだけでなく体内での慢性炎症も副腎の機能が低下してしまいます。
当然コルチゾール以外のホルモン生産にも影響が出ることで、生活に様々な影響が出てきてしまいます。最初の段階では、血糖コントロールが乱れ、少し太った?という変化に気づく方もいますが、初期は無症状か小さな変化だけなので見過ごされてしまうことも多いです。(脂肪肝、内臓脂肪も増加)
副腎に負担がかかる状態が継続すると、副腎疲労によりエネルギーがうまく作れな状態となってしまい、体がずっと疲れた感じがする、しっかり寝たつもりでも朝起きられないということ状態になってしまい、朝から動けなくなるほどにまでなる方もいます。
先ずは、そのストレス原因となる状況の改善も必要です、副腎をサポートする食材や栄養素をしり改善することから始めると良いです。少し太ってきたら、ファスティング!ではなくコルチゾール検査結果などで客観的なデータを参考にするのも良い方法だと思います。
また、間違いなく言える悪い食材の排除からやるのも良い方法かもしれませんね。
⭐︎毎日コーヒーを飲まないとスイッチが入らない
⭐︎無性にチョコレートが食べたい時がある
⭐︎パン、スイーツ、アイスを食べずにはいられない
⭐︎清涼飲料水など、甘い飲みもを水分代わりに飲む
このような習慣があって、12の項目にいくつも当てはまるなら副腎疲労の可能性が高いかもしれませんので、いますぐ習慣を変えてください。
副腎疲労は、うつ症状にもにているので誤診されることがよくあります。もし、抗うつ薬を飲んでいるのに改善しない・・・という方は、専門医にご相談されると良いでしょう。まだ副腎疲労を理解する医師はそれほど多くはないですが栄養について重要視している医療機関も確実に増えています。
病院は必要に応じて利用する、貴重な機関であり
どこのどの医者でも、漫然と盲信するのではく
自分自身で情報収集し、体の状態をしっかり感じ取りながら
慎重にゆっくり、改善を目指すことをおすすめします!
不調を手っ取り早く、魔法のように治してくれる「薬」があると信じるのとも時には良いかもしれませんが、その状態を作ったのも自分自身の「選択の結果」なんだということを忘れてはいけません。千里の道も一歩から〜気づいた時が一番の治療薬になうのではないでしょうか?