体重増加が気になったら、まず、甲状腺機能低下を疑え!
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こんにちは、ファスティング専門指導エイトロープの大塚です。今日は、最近体重が増えてきたかも・・・、そろそろダイエットしなきゃ・・・と思っている女性に伝えたい健康的に痩せるいちばんの方法について〜
ずばりファスティングです!と言いたいところですが、ちょっとその前に体調について振り返ってもらいたいことがあります。以下の項目にいつく該当するでしょうか?
- 疲れやすい
- いつも眠い
- 冷えを感じる
- 肌荒れや乾燥
- 倦怠感
- 便秘
- 体重増加
- 生理の異常
- うつ症状
- 不妊症
どうでしょうか?これらに当てはまる項目が多い場合は甲状腺機能低下症かもしれません。甲状腺機能が低下している場合は、ファスティングするよりも先ずは栄養状態の改善からはじめることをおすすめします。
もし項目にあてはなる箇所が多くて、甲状腺機能低下症と診断をされたことがある方は判断しやすいのですが、いくつかあてはまるというだけでは自分自身で判断するのは難しいところだとおもいます。さらに健康診断などの検査項目には入っていないことが殆どなので、見逃されてしまいがちです。
もし血液検査をする機会があれば検査項目にTSH、FT3、FT4の項目も加えてみるのもよいと思います。一般的にはTSHが5以上になっていないか?という判断基準になるそうですが、2以上でも甲状腺機能に支障があると考える方が良いと言う専門家もいるようです。総合的な判断が必要となります。
また、血液検査結果が基準値内であっても、いくつも症状が当てはまるなら基礎体温などもチェックしてみてくださいね。2週間程度は毎日しっかり測定して基礎体温を計測することも合わせてみていくと、改善点が明確になっていくと思います。
そもそも甲状腺とは?
のどぼとけの下にある蝶ような形をした臓器で、甲状腺ホルモンを分泌しています。 甲状腺ホルモンは、カラダ全体の新陳代謝に関わる大切な器官です。甲状腺機能が低下すると「なんとなく調子が悪い」「元気がでない」と感じるかもしれません。
そして、甲状腺機能にはレベルがあって、はっきりと数値に異常があればホルモン剤などの服用が必須になるかと思いますが、軽度でも症状がある方もいたり、全く症状はないけど数値が正常ではないという方もいるようです。
では先ず血液検査だ!数値を見てもらおう〜と思っても・・・
数値が極度に悪くなってから、やっと診断されるのが今の医療の実態です。では、そうなってからお薬を飲むのではなく、事前に予防できないのか?という考えが栄養療法や根本療法という考え方です。
エイトロープでは、ファスティング指導だけでなくファスティング前後の食事についてもアドバイスしています。今、あなたの体に足りない栄養素や、すぐに取り入れてもらいたい事柄などお伝えしています。すぐにファスティングを実施できるかた、まずは体の状態を改善する必要のある方など様々です。
〜私たちの体は食べたものでできている〜
一度は聞いたことのある言葉かもしれませんがこれには続きがあります。「体内で消化吸収されたもので作られている」当たり前といえば当たり前ですが、どんなに素晴らしいサプリメントでも、朝とれたばかりの新鮮野菜でも、あなたの体が吸収したかどうかはわからないということ!意味がないかもしれない・・・という意味です。
良いものをとること、そして吸収できる状態なのかどうか?さらに、吸収した栄養素を体内で働かせるためには?というところまでサポートしたいと思っています。
今回は、特に女性に多い疾患「甲状腺機能低下症」についてふれてみました〜ホルモンについては、ものすごく繊細で少し足りなくても少し多過ぎても不調につながります。ホルモン分泌は食事によっても大きく左右されるので、日頃から脂質のとりかたも大変重要です!
最後に、もしかして異常があるかもしれない・・・と思った方は専門医か栄養量の知識のあるファスティング指導者にお問い合わせをしてくださいね!
甲状腺に異常がある場合は避けたい食材はこちらです!
玄米、雑穀米、大豆製品(レクチンを多く含む食材(ナス、トマトなど))砂糖、かぼちゃ、じゃがいも、とうもろこしなどの糖質の多いもの、牛乳、乳製品、小麦製品などこれらは、仮に甲状腺に異常がなくても食べ過ぎないほうが良いですね〜
良質な油も甲状腺の異常の有無に関わらず日頃からとってもらいたいので、フラクスオイルなどオメガ3系のオイルや青魚も積極的にとりましょう!本当に油は重要な栄養素であり、勘違いしている人が多いですから。ノンオイルがヘルシーなんて・・・笑
日頃からの積み重ねが大切です。
できることからコツコツと。
心身ともに健康でいられるためにも楽しんで行きましょう🎶
それでは、また^^