ファスティングで痩せる人、痩せない人、リバウンドする人
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こんにちは、札幌を拠点にファスティング指導(サポート)をしている、大塚です。今回のテーマは、ずばり!リバウンドについてです。
ファスティングの効果で最も多くの方が期待するのがダイエット効果だと思います。しかし、ファスティングを実施した結果、痩せるのはおまけでデトックスや休息がメインですと強調して説明はしていますが・・・多くの方の関心はやはりダイエットということです。
そして、ファスティングに挑戦する方の中には、今までに痩せる為の努力をしたけど中々痩せない!走ったり、食事制限したり、謎なお茶にチャレンジしたり・・・という方もいます。そもそもやり方が間違っていたり、急に過激な行動をすることでストレスが溜まり終わったと同時に食欲が爆発して、過食になってしまった!なんてこともよく聞く話です。
ダイエットに何度もチャレンジ、失敗、チャレンジ、失敗と繰り返してお金だけでなく貴重な時間をたくさん使ってしまっていないでしょうか?痩せないだけならまだ良いのですが、体重にこだわり過ぎて健康な体とは言えない状況になっている方も見かけます。
体重をコントロールするには、(痩せるにしても太るにしても)原理があるので、それさえしっかり理解してしまえば難しいことではありません。その体の仕組みを壊してコントロール不能な状態になってしまってはダイエットどろではありません。この状態では、食事の量や食べ方を変えても全くと言って良いくらい効果もでません。そんな困った超頑固ボディーになってしまう原因について説明をします。
危険!砂糖依存とは
私は甘党なの~と、自覚してるかたはまだマシかもしれませんが、知らないうちに砂糖に依存し、砂糖がないと落ち着かない、そんな状態になってしまってしまうのが砂糖依存です。
「糖質オフ」という商品は、スーパーやコンビニでも良く見かけるようになりました。糖質というのは、エネルギーの源になるので食事で摂取したいものの1つではあります。ただ、これを過剰に摂取してしまうと太るという事だけでなく、強い中毒症状がでます。食べないと落ち着かない、甘いものを食べないと元気がでない・・・という方は既に砂糖依存になっている可能性が高いです。
私たちの体にとって、絶対に必要な栄養素であることは間違いありませんが、過度にとる事で血糖値は急激に上がり、それを下げるためのホルモンが大量に分泌される。これを、1日に何度も繰り返すことで体に大きなダメージを与えるのと同時に、「おいしい!」と感じたときに出る快楽物質が癖になるという、悪のスパイラルが起こってしまいます。この状態は、あと一歩で糖尿病かもしれません。
白い砂糖は良くないよ。という情報は知っている方も多くなってきましたが、白く精製しているかどうかにかかわらず、甘いものを食べること自体に注意が必要ということです。そして、すでに砂糖依存かも知れないと思った方は、自分でコントロールすることが難しく、食べないことがストレスになってしまいます。糖質の正しい摂り方を知り、少しずつ体を慣らす時間が必要です。
今日はこれといって何もしてないのに疲れたと感じる、仕事終わり(何かをした後)に甘いものが食べたい!という衝動がある、目の前にある甘いものを一気に食べてしまうときがある、これらの行動はすでに砂糖依存になっています。くれぐれも、甘党なの♡と勘違いしないでくださいね。
砂糖依存の他にも、リバウンドにつながる日々の間違った習慣がたくさんあります。ファスティングで体のリセットを考えると同時に、今の食習慣や生活習慣についても見直す良いきっかけにしてもらいたいと思います。
砂糖依存から脱却したい、ファスティングを成功させたいという方には、個人カウンセリングでしっかり状況をお聞きした上で、まず何からやれば良いのかをお伝えしています。くれぐれも、急にファスティングをするのはやめてくださいね!